2013年04月16日

八重の桜 会津

大河ドラマ「八重の桜」。
興味のないかたにはつまらない話題ですが‥、歴史、時代劇好きなのでしばしお付き合いを。

刻々と戊辰戦争〜会津戦争と近づきつつありますね。
だんだん視るのがつらくなってきそうです。

ところで今回の大河ドラマ、なんというか、話の主題ではないところで歴史好きの心をちょっぴりくすぐる演出がちらほら。

前にもblogで書いた、伊井直弼の屋敷にひこにゃんがいたり。
有名だけど知らない人にはなんのこっちゃ分からない、池田屋事変での沖田総司の喀血シーン。
真木和泉の神官姿をこれみよがしに見せたり。
「逃げの小五郎」を強調したり。

先週の、薩長同盟を手引きした坂本龍馬は、「土佐の脱藩浪士」というナレーションのみでしたが、これまた背中の「桔梗」紋をばっちり見せて、この紋どころが目に入らぬか〜と。
「ああ、龍馬なんや〜」と判らせるやり方でした。

エンターテイメントの時代劇として視るには、なかなか演出家もおもしろがってやってはるなーと、ツッコミどころ満載で愉しませてもらってます。

われらが新選組としては、お決まりの月代姿で沖田総司がちゃんと画面に映ってくれているのが嬉しいですが、どうも新選組隊士が会津藩士より背が低いのが気になります。
古谷一行ちゃんの息子降谷建志さん演じる斎藤一‥獅童さんのほうがギラギラしてて負けてる〜
中村獅童さん、「新選組!」の時は情けない役やったのになあ。

鳥羽伏見から会津落城まで、どうやって見ようかな〜
見たいけど‥見たくない‥けど見たい‥

先が分かってるだけに悩みます。
いまでも、それぞれの登場人物の運命を思うと、セリフのひとつひとつに胸が痛くなってしまって‥

愛らしい綾瀬はるかさんが、後半はどんな演技をされるのか‥
同志社時代へ思いを馳せて、つらい戊辰戦争を乗り越えようか‥


*おしらせ*
明日の朝日新聞滋賀版、福山コーナーは、18日木曜に掲載変更となりました。
どうぞお見逃しなく、ご覧くださいませ。

八重の桜 会津

・彦根城の夜桜・





同じカテゴリー(かかる日のこと)の記事画像
彗星を観る
わたしの幸せな結婚
光る君へ その弐
光る君へ
透明犬のちむ
光源氏はたれ?
同じカテゴリー(かかる日のこと)の記事
 彗星を観る (2024-10-18 19:37)
 わたしの幸せな結婚 (2024-09-28 23:14)
 光る君へ その弐 (2024-09-26 09:52)
 光る君へ (2024-09-11 12:03)
 透明犬のちむ (2024-03-22 20:01)
 光源氏はたれ? (2024-03-16 11:34)


この記事へのコメント
福山さん、今晩は。「八重の桜」は毎回見ていますが、幕末の激動期もあっという間に過ぎていくように感じています。新島襄が密航し、ボストンに着くシーンを少し入れたり、歴史上の人物などは一応描いている感じを受けました。
このブログを拝見すると、福山さんは詳細に見ておられると感心しています。やはり、歴史を良く知っているからでしょうね。
会津藩は朝廷に忠実に尽くしてきたのに、いつの間にか朝敵にされるなど、東北人の真面目さが報われないのは納得がいかない点ありますが、これも歴史ですから・・・。
新撰組について、福山さんの影響で、色々と読んで、理解を深めました。
司馬遼太郎9の中の「新鮮組血風録」、男の隠れ家の「新島八重から見る幕末と明治」、歴史人別冊「新撰組の真実」などです。
これからも「八重の桜」から歴史を再認識したいと思っています。
Posted by kobatoan at 2013年04月16日 20:32
地理・公民・歴史。。
あの頃から日本地理が大好きでした。
どうして歴史が苦手だったか。。 どうも「戦(いくさ)」という状況が好きでなかったようで。。 鎧兜をつけて刀を振り回すという事が。。

歴史の話になると全くついてけなくなってしまう事、恥ずかしい昨今です。
せめて、基本はしっかり勉強しておくべきだったと。。

福山さんのお話についてけない私も 恥ずかしいかぎり。。

地理に関する歴史には興味あるのですが、それも総合的にわかってないといけないし。。
勉強しなおせるなら「歴史」だといつも思っています。


大河ドラマを見る事も、勉強になるのでしょうね。
Posted by yume at 2013年04月16日 22:06
to kobatoanさん

大きな歴史のうねりのなかに、彼らは木の葉のような舟で流されてゆくのですね。
わたしたちは彼らの流れの先が分かっているけれど‥

連綿と続く歴史のなかで、わたしたちもまた小舟に乗って、だれも分からないところへ進んでいるのだなあ、と。

また「八重の桜」や好きな歴史の話題にお付き合い下さいませ。
Posted by by sho惑星 at 2013年04月16日 22:27
to yumeさん

勉強しなおしたいことはいっぱいあります〜
いまなら、もっと意識をもって愉しく学べるような気がします(気がするだけかな〜笑)
 
親子でも血で血を洗う戦さのイメージが、穏やかなyumeさんを歴史から遠ざけているのですね。
ひとつ、オススメ番組があります。
NHKで土曜日23:30から放送されている「タイムスクープハンター」。
これは、歴史教科書には載らないような、市井の人々の歴史を、未来のジャーナリスト(要潤さん)が、いろんな時代にタイムワープして密着取材する、という番組です。
タイムスリップものだと、嘘っぽくて馬鹿馬鹿しい、と思われがちですが、この番組はかなりがんばってリアルさを追求しています。
わたしはSeason1からこの番組が大好きで、いつも愉しみにしています。
だまされた(笑)と思って一度見て下さい。
もしご存知で、やっぱり興味湧かないなーと思ってらっしゃったら、聞き流して下さいね(汗)
Posted by by sho惑星 at 2013年04月16日 22:56
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 45人
プロフィール
sho惑星
sho惑星
福山聖子(ふくやましょうこ)
近江のまちや里山の佇まい、そこにある飾らない暮らしの風景を愛し、絵や文で綴っています。

朝日新聞滋賀版・毎木曜朝刊に滋賀県内各地の風景を連載中
朝日新聞紙面ビューアーにて、他府県からも滋賀版が閲覧可能

画文集『夕げの匂い オレンジ色の空』2010年刊行(完売 在庫なし)
第2集『水のしらべ 琵琶湖のうた』(ナカニシヤ出版)2016年刊行
第3集『いとしの やさしい町』(ナカニシヤ出版)2023年刊行

NSP ベストアルバム
「BesTimes 〜夕暮れ 時々 さびしそう」2020年発売
「StardusTimes 〜 めぐり逢い 時々 すべてを越えて」2021年9月29日発売
(ポニーキャニオン)
CDジャケット グッズ イラスト


☆絵画展情報 2025
*2025年
ぶらりまちかど美術館・博物館 in 五個荘
藤井彦四郎邸(東近江市)
❇ぶらっと五個荘まちあるきは 国民スポーツ大会のため 例年と日時が変わります
*2025年 8月
Gallery&Cafe ぜん(彦根市)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
*2024年10月11〜14日 終了
ギャラリーQ (大津市 丸屋町商店街内)
*2024年9月21〜29日 終了
ぶらりまちかど美術館・博物館 in 五個荘
藤井彦四郎邸(東近江市)
*2024年8月14〜18日 終了
Gallery&Cafe ぜん(彦根市)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
*2023年10月6〜9日 終了
ギャラリーQ (大津市 丸屋町商店街内)
*2023年9月16〜24日(19日休館) 終了
ぶらりまちかど美術館・博物館 in 五個荘
藤井彦四郎邸
*2023年6月22〜27日 終了
喫茶&ギャラリー る〜む ぶな(大津市和邇)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
*2022年10月7〜10日 終了
ギャラリーQ (大津市 丸屋町商店街内)
*2022年9月19〜25日 (20日休) 終了
ぶらりまちかど美術館・博物館 in 五個荘
藤井彦四郎邸
……………………………………
*2021年10月8〜12日 終了
ギャラリーQ (大津市 丸屋町商店街内)
*2021年9月18〜26日 ※中止
ぶらりまちかど美術館・博物館 in 五個荘 ……………………………………
*2020年10月9〜13日 終了
ギャラリーQ (大津市 丸屋町商店街内)
*2020年9月19〜27日 終了
ぶらりまちかど美術館・博物館 in 五個荘
藤井彦四郎邸

愛犬 ちむが近江を散策するブログもぜひご覧下さい
「ちむどんどんの日日」
https://chimu.shiga-saku.net/

https://www.instagram.com/itoshino_yasashiimachi/profilecard/?igsh=MTE3MWdqeGR4b2xpNw==