2013年11月19日
132年ぶりに帰ってきた日本最大銅鐸
132年ぶり、初の里帰り〜
なんて歌い文句で誘われた日にゃ、ひと目逢いにいかずばいられまい!と、くりゃ〜
日本最大の銅鐸に逢いにいってきました〜
滋賀県野洲市小篠原の大岩山から明治14年(1881)に発見された日本最大の銅鐸は、現在、東京国立博物館所蔵・重要文化財です。
その銅鐸が、銅鐸博物館(野洲市歴史民俗博物館)開館25周年を記念して、東京国立博物館の“特別協力”で、132年ぶりに地元の念願(悲願!?)であった初の里帰りが実現したんやそう。
ちょうど、関西文化の日で、夜間開館、入館無料。ついでに弥生の森歴史公園も紅葉ライトアップ中。
なおかつ、19時から館内でフルートコンサートまで愉しめる、という一石四鳥で、仕事帰りにいそいそと立ち寄りました。

弥生時代に造られた銅鐸が、大岩山から明治14年に14個、昭和37年に10個‥銅鐸自体も謎に満ちた物なのに、24個もまとまって出土してきたとなると、さらに謎は深まるばかり〜
日本最大の銅鐸は、高さ134.7cm、重さ45.47kg
なんやって〜
大岩山で砂利取りをしていた第一発見者の村民が持ち上げられずに、警察に伝えに行ったとのこと。
製造中、鋳型からちょっぴり銅が漏れた?ミミズ腫れみたいな痕があり、そんな完璧やないところに、弥生人の息吹を身近に感じました。
日本最大の銅鐸の隣には、親指の先っちょほどの日本最小の小銅鐸 栗東市下鈎出土(滋賀県蔵)が‥
その他、
鳥の絵のある銅鐸 同大岩山出土(東京国立博物館蔵・重要文化財)
三角縁陳氏作神獣車馬鏡 大岩山第二番山林古墳出土(東京国立博物館蔵)
なども里帰り。
どういう経緯で東京国立博物館所蔵になったのか知らないけれど、
やはり野に置け れんげ草‥
じゃありませんが、野洲から出土したもんは野洲にあってほしいなあ‥
その後、博物館の横にある弥生の森歴史公園の竪穴住居や紅葉のライトアップをたのしんで帰りました。

・なぜか竪穴住居が“愛の家”になっていて、家の中にハートのイルミネーションが・
『銅鐸 −日本最大銅鐸の里帰り』展(大人200円)と、弥生の森歴史公園(入園無料)紅葉ライトアップは、11月24日まで。
銅鐸博物館の入館無料・夜間開館は、16・17日に終了しました。

なんて歌い文句で誘われた日にゃ、ひと目逢いにいかずばいられまい!と、くりゃ〜
日本最大の銅鐸に逢いにいってきました〜
滋賀県野洲市小篠原の大岩山から明治14年(1881)に発見された日本最大の銅鐸は、現在、東京国立博物館所蔵・重要文化財です。
その銅鐸が、銅鐸博物館(野洲市歴史民俗博物館)開館25周年を記念して、東京国立博物館の“特別協力”で、132年ぶりに地元の念願(悲願!?)であった初の里帰りが実現したんやそう。
ちょうど、関西文化の日で、夜間開館、入館無料。ついでに弥生の森歴史公園も紅葉ライトアップ中。
なおかつ、19時から館内でフルートコンサートまで愉しめる、という一石四鳥で、仕事帰りにいそいそと立ち寄りました。
弥生時代に造られた銅鐸が、大岩山から明治14年に14個、昭和37年に10個‥銅鐸自体も謎に満ちた物なのに、24個もまとまって出土してきたとなると、さらに謎は深まるばかり〜
日本最大の銅鐸は、高さ134.7cm、重さ45.47kg
なんやって〜
大岩山で砂利取りをしていた第一発見者の村民が持ち上げられずに、警察に伝えに行ったとのこと。
製造中、鋳型からちょっぴり銅が漏れた?ミミズ腫れみたいな痕があり、そんな完璧やないところに、弥生人の息吹を身近に感じました。
日本最大の銅鐸の隣には、親指の先っちょほどの日本最小の小銅鐸 栗東市下鈎出土(滋賀県蔵)が‥
その他、
鳥の絵のある銅鐸 同大岩山出土(東京国立博物館蔵・重要文化財)
三角縁陳氏作神獣車馬鏡 大岩山第二番山林古墳出土(東京国立博物館蔵)
なども里帰り。
どういう経緯で東京国立博物館所蔵になったのか知らないけれど、
やはり野に置け れんげ草‥
じゃありませんが、野洲から出土したもんは野洲にあってほしいなあ‥
その後、博物館の横にある弥生の森歴史公園の竪穴住居や紅葉のライトアップをたのしんで帰りました。

・なぜか竪穴住居が“愛の家”になっていて、家の中にハートのイルミネーションが・
『銅鐸 −日本最大銅鐸の里帰り』展(大人200円)と、弥生の森歴史公園(入園無料)紅葉ライトアップは、11月24日まで。
銅鐸博物館の入館無料・夜間開館は、16・17日に終了しました。

Posted by sho惑星 at 17:19│Comments(4)
│かかる日のこと
この記事へのコメント
明治のときに発見された銅鐸ですが、地元にはないらしいですね。外国に渡ってしまったものもあるそうてすし、何個か行方不明のものもあるとか。
昭和の発見の時は、八幡の古物商の棚に並んでいて危うく転売されるところと聞きました。仮に転売されてしまっていたら個人のものとなってしまうのですかね。
銅鐸博物館には講座の聴講で時々行っていますが、複製品しか見た事がありません。先日市の教育委員会の方に聞いたのですが、本物見て感動したとおっしゃっていました。専門家が見たら感動もんでしょうが、私のような鯖の腐った目では猫に小判でしょうな。
昭和の発見の時は、八幡の古物商の棚に並んでいて危うく転売されるところと聞きました。仮に転売されてしまっていたら個人のものとなってしまうのですかね。
銅鐸博物館には講座の聴講で時々行っていますが、複製品しか見た事がありません。先日市の教育委員会の方に聞いたのですが、本物見て感動したとおっしゃっていました。専門家が見たら感動もんでしょうが、私のような鯖の腐った目では猫に小判でしょうな。
Posted by 吉祥
at 2013年11月20日 08:27

to.吉祥さん
いやいや、そんなことはありません。
やはり、実物に勝るものはなし‥で、わたしみたいに専門家やなくても迫力が響いてきます。
指定された文化財がいくつか行方不明になっていて騒いでいますが、昔は売買も普通やったんでしょうね‥
いやいや、そんなことはありません。
やはり、実物に勝るものはなし‥で、わたしみたいに専門家やなくても迫力が響いてきます。
指定された文化財がいくつか行方不明になっていて騒いでいますが、昔は売買も普通やったんでしょうね‥
Posted by by.sho惑星 at 2013年11月20日 08:56
私は10月28にちにいってきました。
昨年もいたんですが、今回は本物がもどってきてよかったですね。
これを探した3人の人の孫さんはみたんでしょうね。近くの辻というところの人だったそうです。
なんで国立博物館にあるのですが、明治だから。でも野洲に返してくれたほうがいいですね。
見にいってよかったですわ。
昨年もいたんですが、今回は本物がもどってきてよかったですね。
これを探した3人の人の孫さんはみたんでしょうね。近くの辻というところの人だったそうです。
なんで国立博物館にあるのですが、明治だから。でも野洲に返してくれたほうがいいですね。
見にいってよかったですわ。
Posted by そば打ちおじさん
at 2013年11月20日 20:40

to.そば打ちおじさん
もし、いま出土したのだったら、全部野洲で展示して、発掘現場を再現した展示室があったり‥
そんなことができただろうな、と思ってしまいます。
「金印」を福岡まで見に行くみたいに、日本最大の銅鐸は野洲へ見に行く、という日が来るといいですね。
もし、いま出土したのだったら、全部野洲で展示して、発掘現場を再現した展示室があったり‥
そんなことができただろうな、と思ってしまいます。
「金印」を福岡まで見に行くみたいに、日本最大の銅鐸は野洲へ見に行く、という日が来るといいですね。
Posted by by.sho惑星 at 2013年11月21日 01:15