2014年11月03日
外村繁邸 〜余話
近江商人屋敷 外村繁邸で絵画展の設営をした時のこと。
中庭からふと見上げた、主屋と蔵の屋根越しの青空に、心が吸い込まれてしまいました。
その時に心に決めたアングルで描いたのが、新聞の絵です。
思いがけず、スケッチした日は干し柿が主役となりました。

・勉強部屋より・
職員のBさんが毎年作っておられたのですが、干し柿が列ぶ繁邸を見たのは初めてです。
普段は(住居として)無人なのに、縁側に干し柿があると、繁さんのお母さんがお元気でいはるような気がして、それだけで愉しくなるのです。

・縁側と干し柿・
(2014.10.15付 朝日新聞)
中庭からふと見上げた、主屋と蔵の屋根越しの青空に、心が吸い込まれてしまいました。
その時に心に決めたアングルで描いたのが、新聞の絵です。
思いがけず、スケッチした日は干し柿が主役となりました。
・勉強部屋より・
職員のBさんが毎年作っておられたのですが、干し柿が列ぶ繁邸を見たのは初めてです。
普段は(住居として)無人なのに、縁側に干し柿があると、繁さんのお母さんがお元気でいはるような気がして、それだけで愉しくなるのです。
・縁側と干し柿・
(2014.10.15付 朝日新聞)
Posted by sho惑星 at 23:52│Comments(4)
│絵と文のこと〜朝日新聞
この記事へのコメント
ようやく繁邸が出ましたか^^。
勉強部屋のスケッチ画二階に上がった最初に展示されていたので印象的です。
写真とは少し角度が違っていたかなあ。
駆け足で秋がやってくるようで紅葉の季となりました。家内ともども水曜日楽しみにしております。
勉強部屋のスケッチ画二階に上がった最初に展示されていたので印象的です。
写真とは少し角度が違っていたかなあ。
駆け足で秋がやってくるようで紅葉の季となりました。家内ともども水曜日楽しみにしております。
Posted by 吉祥
at 2014年11月04日 00:50

to.吉祥さん
絵は横位置なので、観音寺山がもう少し入っています。
手元を離れたものなので、次はいつご覧いただけるかわからない絵です。
階段側客間の床の間にかかっていた絵も、です。
その絵に描かれているお屋敷は弘誓寺さんの向かいで、現在建て替わっています。
昔むかし、そのお屋敷でぶらりまちかどの展示をさせてもらっていました。
いい雰囲気で、とても気に入っていました。
絵は横位置なので、観音寺山がもう少し入っています。
手元を離れたものなので、次はいつご覧いただけるかわからない絵です。
階段側客間の床の間にかかっていた絵も、です。
その絵に描かれているお屋敷は弘誓寺さんの向かいで、現在建て替わっています。
昔むかし、そのお屋敷でぶらりまちかどの展示をさせてもらっていました。
いい雰囲気で、とても気に入っていました。
Posted by by.sho惑星 at 2014年11月04日 02:08
らしいですね。
やはりそうなんですか。
実はあの日、ぶらりまちかどの9月23日のことですが急ぎ繁邸の2階に上がりました。そしたら二人の男性がおられて勉強部屋のこのスケッチ画、皆さんに見てほしくて出したんやとのやりとりが。
最初は????と思ったのですが、思いで詰った絵だしそら欲しい人いっぱいいるわと思いました。最初の記事にコメント貰った時に、この事を書こう書こうかと思ったのですが胸一杯で書けませんでした。
精根かけて描いた絵が手元から離れるのはつらいことだと察します。きっと手塩にかけた娘が離れていくようなもんでしょう。だけどこれはよくわからないけど画家さんの宿命かも知れませんね。嫁ぎ先ではきっと大切になされていることだと思っています。
やはりそうなんですか。
実はあの日、ぶらりまちかどの9月23日のことですが急ぎ繁邸の2階に上がりました。そしたら二人の男性がおられて勉強部屋のこのスケッチ画、皆さんに見てほしくて出したんやとのやりとりが。
最初は????と思ったのですが、思いで詰った絵だしそら欲しい人いっぱいいるわと思いました。最初の記事にコメント貰った時に、この事を書こう書こうかと思ったのですが胸一杯で書けませんでした。
精根かけて描いた絵が手元から離れるのはつらいことだと察します。きっと手塩にかけた娘が離れていくようなもんでしょう。だけどこれはよくわからないけど画家さんの宿命かも知れませんね。嫁ぎ先ではきっと大切になされていることだと思っています。
Posted by 吉祥
at 2014年11月05日 18:19

to.吉祥さん
お察しありがとうございます。
まさしく、分身のようなものです。
所有している方は昔から信頼のおける方で、五個荘への想いもよくわかってくださっています。
なので手元にないのはちょっぴり淋しいですが、安心もしています。
やっぱり、娘を嫁がせた親のキモチ‥
大事にしてくれる人のところへ嫁がせたみたいな(笑)
お察しありがとうございます。
まさしく、分身のようなものです。
所有している方は昔から信頼のおける方で、五個荘への想いもよくわかってくださっています。
なので手元にないのはちょっぴり淋しいですが、安心もしています。
やっぱり、娘を嫁がせた親のキモチ‥
大事にしてくれる人のところへ嫁がせたみたいな(笑)
Posted by by.sho惑星 at 2014年11月06日 00:44