2014年01月04日

幻住庵

幻住庵

穏やかに、正月三が日が暮れてゆきました。

やっと近津尾神社へ初詣に行きました。

神社の少し高台には幻住庵(再建、後改築)があります。
奥の細道の旅を終えた松尾芭蕉が夏の百日ばかりの間、庵を結び「幻住庵記」を執筆したところで、俳聖を偲ぶ人々が全国から訪れます。

けれど昨年の台風で被害を受け、いまも立入禁止となったまま。
幻住庵


近津尾さん、といえば幻住庵。
ふたつ揃わないと、なにかしら物足りない気がします。

芭蕉さんも眺めた風景に思いを馳せ、一句詠める幻住庵の公開が、早く再開されますように。





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この記事へのコメント
湖南地区(大津、草津だけ)の史跡は一応行ったつもりなんですが、まだ幻住庵は行っておりません。
近くに保良宮の礎石と思われるものがあると聞いていて一度とは思っているのですが!!。あのあたりの45年前の風景は今でも脳裏に焼きついております。
Posted by 吉祥 at 2014年01月04日 03:29
幻住庵が災害にあわれたとは、初めて知りました。台風18号の時に被害にあわれたのですか?ここは、整備されてから、地元の方も維持管理に協力されており、観光客も多くなってきたと思っており、知らないで期待してこられた方はがっかりでしょうね。
大津市も予算の関係上、修復には時間がかかりそうですね。早く修復されると良いのですが・・・。
Posted by kobatoan at 2014年01月04日 08:51
近津尾神社に古いんですね。
この神社は旧の国分だけですか、新しい住宅も参加されているのかな。

鞭崎神社は矢橋町が広いので、池の埋め立て地に家が建ちました。そこの分社を置いたんですが。参加はされていません。

その地区でやられているようなので、神主さんが祈祷に行きます。
でももうひとつのところは何もしたいません、しめ縄と鏡餅をもっていってまつります。
Posted by そば打ちおじさんそば打ちおじさん at 2014年01月04日 22:14
to.吉祥さん

マラソンで近津尾さんまで行かれたんでしたよね。
保良宮の礎石、神社からは離れています。
たった一つだけで、しかも斜めに向いているので、小さい時はなんの石かまったくわかりませんでした(笑)
洞(ほら)神社というのもあるのですが、保良のほら?
Posted by by.sho惑星 at 2014年01月04日 23:57
to.kobatoanさん

幻住庵は、昔から俳句結社などが観光バスで訪ねて来られたりしていました。
なので、何年か前に大型バスが停められる駐車場がつくられました。

昨年の台風被害は、至るところに爪痕を残しましたね。
kobatoanさんのお近くは大丈夫でしたか。
幻住庵よりさらに奥では、避難勧告が出たところもありました。
Posted by by.sho惑星 at 2014年01月05日 00:10
to.そば打ちおじさん

昨年、鞭先神社へ初詣へ出かけた折、道に迷ってその分社へ先に行きました。

鞭先神社は立派ですよね。
近津尾さんは神域というより、芭蕉さんの句の「夏木立‥」のイメージが強いです。
Posted by by.sho惑星 at 2014年01月05日 00:23
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福山聖子(ふくやましょうこ)
近江のまちや里山の佇まい、そこにある飾らない暮らしの風景を愛し、絵や文で綴っています。

朝日新聞滋賀版・毎木曜朝刊に滋賀県内各地の風景を連載中
朝日新聞紙面ビューアーにて、他府県からも滋賀版が閲覧可能

画文集『夕げの匂い オレンジ色の空』2010年刊行(完売 在庫なし)
第2集『水のしらべ 琵琶湖のうた』(ナカニシヤ出版)2016年刊行
第3集『いとしの やさしい町』(ナカニシヤ出版)2023年刊行

NSP ベストアルバム
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